ジャップカサイ需要はずーっと続きます。
 
 
ジャップカサイ需要はずーっと続きます
 

コロナが蔓延して実体経済がボロボロになっています。飲食店は時短営業を余儀なくされ、人がたくさん集まるような店舗はがたがたです。でも、日銀はお金を刷りまくり市場にお金がじゃぶじゃぶ出回っていますから、株価は高いですね。まさにバブルの再炎ですが・・・。では、マッサージ業界はどうでしょう?マッサージ業界と一口に言っても、その種類はいろいろです。リラクゼーション系こりほぐしボディケア、リラクゼーション系アロママッサージ、タイ古式マッサージ、整体、カイロプラクティック、治療系の鍼灸やほねつぎなど、たくさんあります。そんな中で大きく打撃を受けているのは、リラクゼーション系の大型店舗です。特に夜の繁華街にあるような場合は大きく影響を受けてしまいました。逆に影響をあまり受けないのは、治療系のマッサージ「体調が悪い時に何とかしてほしい!」というニーズはどんな時もなくならないということですね。まさに病院と同じ感覚です。世の中の経済を回しているのはお金ですが、消費者の意識で説明するなら、「調子に乗ってるときに、もっと良くしたいとか格好つけたいとか華やかに見せたいとかもっと楽しみたいとかいう理由で使うお金」と、逆に「調子が悪い時に、困ったから本当に何とかしてほしいと思って使うお金」しかありません。どちらの気持ちもなければ、人はお金を使わないでしょう。話を本題に戻しますが、治療系のマッサージは、需要がなくなることはありません。ですが、治療系のマッサージは、いわゆる国家資格を取得しない限りビジネスはできません。これは法律で定められていることです。ちまたに多くある、こりほぐしや整体、アロマ、タイ古式などのマッサージ店は、正確に言えば、マッサージ業ではなく、リラクゼーション業です。セラピスト業とも言います。ですから、国家資格を取得しないと治療系のマッサージは行えません。もちろん、保険適応の有無は存在します。しかし、実際には、どこまでがリラクゼーションで、どこからが治療なのか、施術自体にあまり違いがないのも事実でしょう。ですから、この業界にもグレーゾーンが存在しているということです。私たちの専門はタイ伝統医学のマッサージですが、ポピュラーなタイ古式マッサージについて言えば、お店によって、セラピストによって、その技術レベルは月とすっぽんほど違います。そこで、ジャップカサイですが、まさに治療的なニーズを目的としてお客様が問い合わせをされます。困っている人たちがこんなにいるのか!と思うばかりです。ジャップカサイは、どんな時代も需要がなくなることはないようです。ジャップカサイは、一過性のブームで終わるものではなく、将来的にもずーっと求められる施術法であることがわかります。そして、今、時代は個人の時代にどんどん移行しています。多くの人が集まる大企業に多くの人が集まって奴隷のように働かされる時代から、個人で専門分野をもってフリーランスを進める動きが加速している世の中です。「総合から専門へ」という時代の流れは、大手百貨店の業績が落ちて、より専門性に特化した特定のマーケットにアプローチする小売りのほうが伸びていることからもうかがえます。世の中が求めているのは、なんとなく普通のものをたくさん集めた商材を広く取り扱うことではなく、希少で尖った商材を専門的に取り扱うことのように感じます。

 

 
 
 
 
 
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